親知らずや矯正治療で小臼歯を抜いた場合、その抜いた歯を将来のために取っておくことができます。たとえ不要だとしても、健康な歯です。抜いたあとに特殊な冷凍保存をすることで、必要なときに再活用できます。
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リサイクル例1:抜歯したところへ移植
抜歯したところに、冷凍保存しておいた歯を移植できます。ご自身の歯なので、軽い負担で移植が可能です。
リサイクル例2:再生医療が必要な際に活用
歯の幹細胞を活用して、さまざまな臓器や組織を再生。病気や疾患を治療できる可能性があります。
リサイクル例3:DNA鑑定
万が一の際に歯からDNAを採取して、ご本人さまであることの確定や親子鑑定が可能です。また特殊な冷凍により、半永久的な保存が可能です。同じ血液型であれば、親子、兄弟姉妹間でも活用可能です。
お勧め活用
冷凍保存した歯は、この先なるかもしれない虫歯やその他の疾患などの為に、リサイクル活用できることが考えられます。将来的にご自分や親子兄弟姉妹間で歯が有効活用できるために、冷凍保存をおすすめいたします。
将来のご自分に
●できるだけ自分の歯でいたい
将来、虫歯ができて抜歯した後に、冷凍保存していたご自分の歯を活用できます。自前の歯ならではの、噛み心地を実感できます。
●さまざまな病気に備えたい
将来の神経や骨、その他の病気に備えて。研究が進む再生医療への期待から、保険のつもりでご自分の歯を捨てずに保存しておきましょう。
お子さま自身のために
●乳歯を、いつかかかる病気に備えて
乳歯は再生医療に活用できる可能性があります。将来、お子さまがかかるかもしれない神経や骨、筋、その他の病気に備えて。研究が進む再生医療への期待から、保険のつもりで乳歯を保存しておきましょう。
※歯の移植には使えません。
親子・兄弟姉妹間で
●親御さまや兄弟姉妹の虫歯に備えて
親子・兄弟姉妹・祖父母・孫の間で、歯の移植ができるようになる可能性があります。(第三者には使えません)
●再生医療に期待を託して
再生医療は基本的にはご本人の治療に限定したものですが、親子・兄弟姉妹の間で血液型が一致した場合は、活用できる可能性があります。