当院のおもな入れ歯メニュー

コーヌスクローネ(アタッチメント義歯)入れ歯メニュー
入れ歯と残っている歯をつなぎ、入れ歯をお口の中で安定させる方法です。支えとなる歯の形を整え、その上から入れ歯をぴったりと噛み合わせてはめ込みます。残っている歯の本数が比較的多い症例に向いています。

<メリット>
・入れ歯として最も維持安定性があり、ある程度の本数(4~5本以上)が残っていれば非常に良く噛めて、着け心地も良い
・幅広い症例に対応可能
・歯に固定する金具を使用していないので目立たない
・支えとなる歯を抜歯しても作り変える必要がなく、リフォームが可能
・取り外しも容易なのでメンテナンスが楽

<デメリット>
・土台となる歯を削らなくてはならない
・残っている歯の本数が少なかったり、極端に土手が痩せたりしている症例には向いていない
・総入れ歯の症例には使用不可能
・保険適応外

ミリングパーシャル(アタッチメント義歯)入れ歯メニュー
残っている歯が数本あれば、そこに特殊な加工を施した差し歯を装着させて入れ歯を安定させる方法です。

<メリット>
・前から金具がまったく見えないので見た目が良い
・横揺れに強く、しっかりと噛め、着け心地も快適
・取り外しも容易なのでメンテナンスが楽
・総入れ歯の症例でも、インプラントを埋め込んで連結装置で入れ歯を固定することが可能

<デメリット>
・土台となる歯の裏側を削らなくてはならない
・残っている歯の本数が少なかったり、土手が痩せていたりする症例にはあまり向いていない
・保険ではカバーできない

磁性アタッチメント(アタッチメント義歯)入れ歯メニュー
残っている歯の中に強力な磁石を埋め込み、また、入れ歯の中にもステンレスのボタンを埋め込むことで、磁力を応用しながら入れ歯を維持、安定させる方法です。残っている歯の本数が少ない症例に向いています。

<メリット>
・しっかりとした磁力で義歯を安定させることができる
・歯に伝わる過度な横ぶれの力を回避できるので、残っている歯の本数が少なくても使用できる
・総入れ歯の症例でも、小さなインプラントを土手に埋め込んで、磁石で総入れ歯をより安定させることが可能

<デメリット>
・比較的、歯周病にかかりやすい
・比較的、横ぶれの力が加わったとき入れ歯が外れやすい
・保険ではカバーされない

金属床義歯(床義歯)入れ歯メニュー
床部分の一部を金属で製作する強化型の入れ歯です。

<メリット>
・金属をふんだんに使用するため入れ歯のたわみが少なく噛んだ力が歯に伝わるので、保険の入れ歯に比べて異物感が少なく、非常によく噛める
・保険の入れ歯の床の厚みが1.5~2㎜なのに対し、金属床は0.7㎜以下にできるので非常に着け心地が良い
・総入れ歯にも対応可能

<デメリット>
・保険でカバーされない

レジン床義歯(床義歯)入れ歯メニュー
保険適用が可能で、最も一般的な義歯です。床部分がプラスチックに似た素材でできています。

<メリット>
・保険適用内なため、経済的
・製作後に歯が抜けたときには、追加や補修などが比較的簡単

<デメリット>
・プラスチックのみで作られるので厚ぼったく、強く噛むとたわみやすい
・食べ物の熱さや冷たさを感じにくい
・強度を保つために床が厚く作られているため異物感が強い
・金属床に比べてたわみが大きいので、食べたときの「グッと噛める」感覚に乏しい
・割れたり壊れたりしやすい
・人工歯の色が変化しやすい

まずは、お悩みをご相談ください

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