なぜそこまでして、天然の歯を守るのか?

抜歯が必要になったらなぜそこまでして天然の歯を守るのかと言うと、当院では「歯の命を救う」ことが、歯科医師の本来の「使命」であると考えているからです。加えて、歯は発生学的に見ると、目や耳と同様に「脳の一部」ととらえることができます。歯の根の周りには非常に鋭敏な感覚組織があり、うぶ毛が1本歯に当たっただけでこれを感知できるのです。

ですから、歯を抜くことで視力が落ちるなど、ほかの感覚組織に影響が出た例もあります。また、歯を抜いて噛み合わせを失うことにより、全身のバランスが崩れて起き上がれなくなったり、精神的に病んでしまったりした症例にも多々遭遇してきたので、天然の歯をできるだけしっかり守らなければならないと考えているのです。

これにより、当院ではなるべく抜歯を避け、噛める状態を回復させる努力をしています。

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